コラム

なぜ、同じ値段でも「送料無料」が選ばれるのか

2026年4月24日
西
西森 弘造
2026年4月24日 • 1分で読めます

アマゾンで買い物をしていて、
「お、安い」と思った商品があった。

よく見ると商品1300円+送料500円
これ、送料無料の商品と合計は同じ1800円だった。
① 商品1800円+送料無料
② 商品1300円+送料500円

金額は同じ。支払いもどちらも1回。
私は、「なんだかヤだな」とほとんど迷わず①を選んだ。
おそらく、多くの人も①を選ぶのでは。

たとえ合計が同じでも、
人は頭の中でこう分けている。

商品代=価値と交換するお金
送料=価値と結びつかない「余計な出費」

ここで働いているのが、
心理学でいう「損失回避」の概念だ。
人は「得をする喜び」よりも「失う痛み」を強く感じる。

1300円を見た瞬間に「安く買える」という期待が生まれ、
その後の送料500円は、後から生じた「損失」として認識される。

結果、②は数字以上に「高い買い物」に感じてしまう。
送料がどこか「罰金」のように思えるのは、このためだ。

では、もう一歩踏み込んでみる。
① 商品1800円+送料無料
② 商品1299円+送料500円
合計は②が1円だけ安い。

どれくらいの人が購買行動を変えるのだろうか。
人は金額ではなく、
どう支払わされ、何を失ったと感じるかで判断している。
あなたなら、「送料」気になりますか?

(2026年3月2日X/Instagram投稿)

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