コラム

IKEA効果は「組み立て」だけじゃない

2026年5月8日
西
西森 弘造
2026年5月8日 • 1分で読めます

「IKEA効果」とは、
人は「自分が関わったもの」に対して、
実際以上の価値を感じるという心理効果。

自分で組み立てた家具に、既製品以上の愛着を覚える。
そんな現象からIKEAの名前を取って付けられた。

先日、久しぶりに IKEA に行く機会があり、
改めてこの効果について考えた。

IKEAは、単に家具を買う場所ではない。
・迷路のような売り場を歩く
・途中でスウェーデン名物のミートボールをジャムで食べる
・50円のソフトクリームを買う

気づけばそこには、
「買い物」ではなく「体験」がある。

ここで感じたのは、IKEA効果の本質は
「自分で作る」ことだけではない。
重要なのは「どれだけ関与したか」。

IKEAでは、
歩く、選ぶ、迷う、食べる、休む。
その一つ一つに、来店者が参加している。
だから、買った家具にも、場所そのものにも、
自然と愛着と物語が生まれる。

マーケティングでも応用できる場面は多い。
・選ぶプロセスに意味を持たせる
・途中に小さな達成感を入れる
・本筋と直接関係ない「楽しみ」を混ぜる
・購入前から「参加した記憶」を作る

顧客は、「買ったもの」より、
「関わったもの」を好きになる。

マーケティングでも問われているのは、
顧客をどこまで物語の「当事者」にできているか、
なのだと思う。(2026年3月18日X/Instagram投稿)

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