最近、子どものAI活用を巡って、
「使わせるべきか、制限すべきか」という議論をよく目にする。
先日、友人の中学生の息子が、
宿題にAIを使ったことで0点を付けられ、
厳しく叱られたという話を聞いた。
その場で「宿題にAIを使っていいか」という議論になった。
「これからはAIを使いこなす力が重要。
だから宿題もAI前提でいいのではないか」という意見。
一方で、私は少し違う考えを持っている。
最初からAIに任せると、
思考力と判断力が育たないのではないか、という懸念だ。
理由はシンプル。
人は、自分の理解や知識の範囲を超えたものを、正しく評価できない。
たとえば英語。
AIの翻訳精度は非常に高い。
だが、英語の基礎や日本語のニュアンスが分からなければ、
その訳が「本当に適切か」を判断できない。
間違ってはいないが、正解とも言えない訳を見抜けない。
「宿題AIを使ってもいい」という立場からすれば、
そうした問題も、いずれAIが解決してくれるという事なのだろう。
私自身は、
まず、自分で考える知識と能力を持つ。
その上でAIの出力を評価し、
さらに良い問いを立てるためにAIを使う。
この順序が大事だと思っている。
もちろん、これは私の考えで、必ずしも正解だとは思っていない。
宿題を巡るこの小さな議論は、教育の話に見えて、
「AI時代に、人にはどの能力が重要になるか」
という問いだと思っている。
子ども、学校、家庭、AI。
どこにも、まだ明確な答えはない。
あなたはどう考える?
(2026年2月16日X/Instagram投稿)