コラム

AIに宿題をさせるべきか

2026年4月10日
西
西森 弘造
2026年4月10日 • 1分で読めます

最近、子どものAI活用を巡って、
「使わせるべきか、制限すべきか」という議論をよく目にする。

先日、友人の中学生の息子が、
宿題にAIを使ったことで0点を付けられ、
厳しく叱られたという話を聞いた。

その場で「宿題にAIを使っていいか」という議論になった。
「これからはAIを使いこなす力が重要。
だから宿題もAI前提でいいのではないか」という意見。

一方で、私は少し違う考えを持っている。
最初からAIに任せると、
思考力と判断力が育たないのではないか、という懸念だ。

理由はシンプル。
人は、自分の理解や知識の範囲を超えたものを、正しく評価できない。

たとえば英語。
AIの翻訳精度は非常に高い。
だが、英語の基礎や日本語のニュアンスが分からなければ、
その訳が「本当に適切か」を判断できない。
間違ってはいないが、正解とも言えない訳を見抜けない。

「宿題AIを使ってもいい」という立場からすれば、
そうした問題も、いずれAIが解決してくれるという事なのだろう。

私自身は、
まず、自分で考える知識と能力を持つ。
その上でAIの出力を評価し、
さらに良い問いを立てるためにAIを使う。
この順序が大事だと思っている。
もちろん、これは私の考えで、必ずしも正解だとは思っていない。

宿題を巡るこの小さな議論は、教育の話に見えて、
「AI時代に、人にはどの能力が重要になるか」
という問いだと思っている。

子ども、学校、家庭、AI。
どこにも、まだ明確な答えはない。
あなたはどう考える?

(2026年2月16日X/Instagram投稿)

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