社員の副業は、個人の自由の話ではなく、
働き方と組織の関係を変える起点になりつつあるのかもしれない。
先日、顧問として関わっている医療系ベンチャー
㈱DiveDotのメンバーと新年会で一緒に飲んだ。
本業を持ちながら、副業という形で関わっているメンバーも少なくない。
全員それぞれが明確なスペシャリティを持ち、
コンサルティング、事業開発、マーケティング、メディカル、IT。
「空いた時間に手伝う」というより、
自分の専門性を、別の文脈で発揮しているように見えた。
代表の医師の村上さんの言葉が印象的だった。
「採用で大事なのは条件よりも、
“このしくみ自体を面白いと思ってくれる人”を選ぶこと」
一方で、正直に言えば、自分が経営者として考えると不安もある。
・副業にのめり込みすぎないか
・そのまま転職してしまわないか
副業は誰にとってのメリットで、誰にとってのリスクなのだろうか。
それでも、彼らはそうした不安を軽々と越え、
新しい価値を生み出すことを楽しんでいるように見えた。
副業が広がっているのではなく、
「会社に人が属する時代」が終わりつつあるのかもしれない。
その後にはどんな社会が生まれるのだろうか。
人々の働き方は、いま静かに、しかし確実に
再定義され始めている。
(2026年2月4日X/Instagram投稿)